聖弱女呪詛教会

人生詰んでるリケジョ(笑)

恨んでくれ、呪ってくれ

私にはリアルでの友人がいる。相手はどう思っているのかは知らないが、私はこの上ない程の親友だと思っている。一緒に死んでくれと言われたら迷いなく死ねる。

彼女はワク接種している。やんわりと止めたが聞いてもらえなかった。彼女には変だと思われたくないから強くは止められなかった。

 

ワクが原因だと思われる癌や重篤な疾患のニュースを目にするたび嬉しい気持ちになるのは本当だ。憎い人間が全員死んでくれるかもしれない、唯一無二のチャンスだ。私がナイフを持って暴れたり爆弾を作ったりしても満足に殺すのは絶対に不可能だ。ワクがキマらなければもうチャンスはないだろう。

だが全く汚れの無い善良な人も死んでしまう悲劇も起こる。生への執着で必死になってワク接種する大衆とは違う、ただ疑うことを知らない天使のような人たちもコレの犠牲になる。死ぬべき人間が死ぬメリットは計り知れないものだが、この悲劇には少し胸が痛む。

 

私の友人も近い未来に死ぬだろう。彼女の母は若くして亡くなったそうだが、彼女も若くして死んでしまうのだろうか。神はあまりにも残酷だ。具合が悪いという連絡を受ける度に苦しい気持ちになる。私が嫌われてでもワク接種を止めるべきだったのか?必死になって止めても嫌われるだけでワクは接種しただろう。悲しいかな、彼女は非常に大衆側の人間だからだ。

だがそれでも止めなかった罪過が私にのしかかる。何を言っても絶対に止められないから手を尽くさなかった。そりゃそうだ。私にとっては一番だけど、彼女にとっては一番じゃないだろうから、頭が狂ったのがバレたらあっさり縁を切られる。それだけは避けたかった。

 

彼女と会うたびに、どれだけ親しく時を過ごしたとしても、非接種者と接種者の明暗を分かたれた二人という事実を突きつけられる。残酷だ。私のように捻くれていないから、結婚して子供を産んで普通の幸せを享受してほしかった。死なずとも、子宮癌になったりしたら絶望してしまうだろう。一方で私が生きてても何の意味もなく、子宮もいらないし、ただ世の中を呪うだけだ。これから会うたびどんな顔すればいい。哀れみでも嘲笑でもない。ただ途方もなく悲しいのだ。

 

何も知らないまま病気になってしまったら、そういう運命だった、悲しいね、と慰めの言葉をかければ良いのだろう。だが、私が必死になってワク接種を止めなかったことを激しく恨まれたりしたらどうなってしまうだろう。私の謝罪も何も聞いてくれないかもしれない。彼女が私に陥れられたと思い絶望するかもしれない。それが一番つらい。願わくば彼女だけは何ともなく無事であってほしいのだがそんな奇跡はあり得るのか。せめて穏やかに余生を過ごしてほしいが、神はそれすら許さないかもしれない。

 

薬害は大歓迎だ。死ぬべき人間が多いのは事実だ。世の中が歪み切っているからリセットされなければならない。みんな死んで呪いつくして全部終わったら、一緒に死んでくれと言ってくれ。それで赦されるなら、それで死にたい。弱女にとって最もベターな最期だ。